蔵王権現(55cm 12.5cmの固定台付 zg4910)

 

蔵王権現は、日本独自の山嶽仏教である修験道の本尊です。日本独自の仏で、奈良県吉野町の金峯山寺本堂の本尊として知られています。降魔の霊神であり、諸災祓い、怨敵退散、所願成就、家内安全のご利益があるといわれています。

髪を逆立て、右手を挙げ、左手の握りこぶしを胸にあてる。右足は膝を曲げて高く上げ、左足で全身を支えて、岩座の上に立つ。今にも踏み出しそうな躍動的な姿にあらわされています。原作は伝統的な蔵王権現像のかたちでつくられた唯一の円空仏です。40cm:春日部市観音院蔵(埼玉県立歴史と民俗の博物館寄託)

 注1)作品の大きさ(55cm)は12.5cmの転倒防止付固定台にセットしますと、全高:67.5cmです。手造りですから多少の寸法誤差はご理解下さい。

注2)円空仏は通常背面は彫りませんが、背面下部に5×5×5cmの小仏格納用ポケットを設けました。  

注3)着色については、作品をより自然で古びた「古色蒼然」とした質感に仕上げるために、独特な技法を用いています。



蔵王権現本体

大きさ:高さ55×24×厚み12cm  材料:クス 着色:濃い褐色










背面下部に5×5×5cmの小仏格納用ポケットを設けました。  




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