金剛界大日如来(25cm dn4230 )

 

大きさ:高さ25×幅9×奥行6cm クス材 着色:濃い褐色

注)円空仏は通例背面は彫りませんが、この作品では背面の特徴を表わす造形として簡単な彫りを施してあります。 

大日如来の名前は、大日の智恵の光が、昼と夜とで状態が変化する太陽の光とは比較にならないほど大きく、 この世の全てのものに智恵の光をおよぼして、あまねく一切を照らし出し、 また慈悲の活動が活発で不滅永遠であるところから、特に太陽である「日」に「大」を加えて「大日」と名づけられています。特定の誓願をもった諸仏諸菩薩をはじめ諸神が説かれていますが、これらの全ての諸尊は、大日如来より出生し、 大日如来の徳をそれぞれが分担し、また衆生救済にあてられている諸尊の働きも大日如来の徳の顕現であると説かれています。 大日如来の姿の基本は変わりませんが、大日如来の手の結び方(印相)が異なるところから、 古来より胎蔵界大日如来・金剛界大日如来と区別して呼ばれています。金剛界大日は、胸の前にあげた左拳の人差し指をのばし、右の拳をもって握る「智拳印」を結んでいます。














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